2004年08月31日

サルにも衣装

さるきちはそろそろ主婦になる予定だ。ご主人様は、本当の意味で主人になるのだ。
式も披露宴もやらないので、写真だけ撮ることにした。申し込みに行って、さっそく衣装選びだ。ドレスなんて柄じゃないのでとにかく地味でフリフリが少ないのを選び、1着だけ試着して「じゃあこれで・・・。」あっさり決定。ご主人様も最初からタキシードは黒と決めていたので、すぐ終わった。担当の人はご主人様のことを「花婿さま」、さるきちのことを「花嫁さま」と呼んでいたが、花嫁さまではなく「サル嫁さま」のほうがしっくりくる気がした。

さるきちとご主人様の試着が終わる頃、その日そこのチャペルで挙式するカップルも衣装室に入ってきた。花嫁さんのメークが終わるのを待つ花婿さんの嬉しそうな顔が印象的だった。超せっかちなご主人様は、今度写真撮影のときさるきちのメークが終わるのをじっと待っていられるだろうか。イライラして顔がひきつっているかもしれない。

店に入ってから出るまでの所要時間は1時間足らずと思ったよりかなり短かったので、ご主人様も、「上出来だ。」と満足げだった。きちんと式を挙げたりする人は、ドレス選びに何件もまわってあれこれ迷うのも珍しくないようだが、さるきちはその店以外の選択肢は考えられなかったし(かなりリーズナブル)、ドレスも気に入ったので、手っ取り早く済んでほっとした。

posted by sarukichi at : 01:22 | トラックバック (0)

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