2003年10月23日
晴れ一時雨
今日は1件のスーパーにしか行かなかった。いつもさるきちは、まず近所のスーパーに行き、カゴを持たずに一周し、野菜、魚、肉の値段を頭にたたき入れる。ほしい調味料があればそれもチェックする。時間的にもうすぐ値が下がると思われる場合はそれも考慮に入れておく。そして店を出て、駅前のスーパーへ向かう。ここでもカゴは持たずに一回りし、先ほどの店と値段を比較し、そこでも買うべきか否かさんざん悩んだ末、買いたければカゴをとりに行くが、結局そこでは買わずに帰ってしまうこともある。妥協は許されない。さるきちはいつもバッグの中にクシャクシャにたたんだ袋を入れている。駅前で買ったものを入れて、さっきのスーパーへはしごするからだ。他店のスーパーの袋をぶら下げて店に入るのは、なんとなく恥ずかしい。ときに、袋を持参していないときは、やむを得ず駅前の袋を下げていくのだが、次の店ではそそくさとお目当ての商品のところへ向かい、レジでも駅前スーパーの袋のマークが見えないように会計する。小銭を出したくても、少しでも早くその場から去りたいので、つい千円札を出してしまう。誰もさるきちのことなんかどうでもいいだろうし(店員さんも忙しいのでそれどころではない)、一消費者として、競合する店の中から買いたいものを選択するのは当然の権利だと思う(大げさ)。でもやっぱり気がひけてしまうのだ。
今日は近所のスーパーですべてを決めなければならない。すりおろしにんにくのチューブがどうしてもほしかったが、158円。駅前の100円ショップに行っていれば・・・。くやし〜い。仕方なくカゴに入れてしまった。
明日の弁当のミートローフに入れる玉ねぎも必要だ。今日は3個で198円。駅前ならたしか140円くらいで買える。ここの店でも、時々3個で100円くらいのときがある。この前その値段で買ったが、かなり大きな玉ねぎで、大活躍した。それがあと一個残っていたような、もうないような。冷蔵庫の中に、ほ〜んのちょびっとだけ残っているが果たしてまだ使えるか?「使える」に賭けることにした。今日この値段ではどうしても買いたくなかった。
家に帰り、「もう一個ありますように」と祈るような気持ちで台所の床を探した。透明のポリ袋のなかで黄金の玉ねぎがキラリと輝いていた。「あった!」どなたか分からないがありがとうを言いたい気分だ。危険な賭けはさるきちに軍配があがった。
posted by sarukichi at : 00:00 | コメント (1)
コメント
ササネネニ?
ノ「ネネニ?
ヨ僖劵曠?
ヒワチマヘミナフ
ケ簪ヒネロスモサ?
キタセイオ邨リー?
ケ、メユタ肇?
コ貂ノサ?
Posted by: ササネネニ at 2009年12月27日 23:42